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ためになる健康のお話

今どきの健康管理 ~ウェアラブルデバイスとは?~

みなさんこんにちは!
今回は、健康管理に便利なアイテムである、ウェアラブルデバイスに関してご紹介いたします!

みなさんはウェアラブルデバイスとはどのような物かご存じでしょうか?

ウェアラブルデバイス(Wearable Device)
Wearable( 身に付けることができる) + Device(器具, 機器)
⇒腕や足などに身に付けることができるコンピューターデバイスのこと
例) スマートウォッチなど

冷蔵庫や洗濯機など様々な家電にインターネットが接続されるようになったIoTの時代において、ウェアラブルデバイスの、用途は急速に拡大しております。

今では、腕時計で買い物の決済ができたり、血圧や脈拍といったバイタルサインの管理もできるようになってきてきました。

私自身も、Fit bitと呼ばれる健康管理に優れた時計型のウェアラブルデバイスを使用していますが、その機能性の高さに最初は驚きました。

最近のウェアラブルデバイスの仕様は以下のようになっています

~健康管理に関係があるもののみを記載~
3 軸加速度計     =身体活動量がわかる (運動強度までわかる)
光学式心拍数モニター =24時間心拍モニターができる
赤外線モニター    =血中酸素濃度を測ることができる

機器によって多少違いはあるものの、これら機能は標準装備となりつつあるります。最近では、血圧測定ができるものもあるようです。

これらの機能が、一つの機器(しかも時計)に搭載されていることはすごいことで、私たち医療スタッフは普段の臨床で、身体活動量は身体活動量計を、心拍は心拍モニターを、血中酸素濃度に関してはサチュレーションモニターといわれる機械を使用していますが、これら機器の役割を一つの時計が担ってしまっているのです。

もちろん、測定値の誤差は、専用の医療機器と比較すると劣るところはあるとは思いますが、すべてを同時にモニタリングすることはすごいと思います。

しかも、腕時計型なのでストレスフリーです!!

昨今、医療費削減のために遠隔医療の導入や予防医学に関する関心が高まってきています。

ウェアラブルデバイスの可能性として、今後は通院しなくても医者が患者さんの体調を病院から逐一確認ができたり、デバイスを着用しているおかげで、不整脈などの疾患を早期発見できるようになってくると思います

そんな世の中で、今後このウェアラブルデバイスは、携帯電話のように1人ひとりが標準装備するようになるであろうと思いますので、是非皆様も一度手に取り、自らの健康管理に役立ててみてください!!

最後まで読んでいいただきありがとうございました!

 

    佐々木拓良

    佐々木拓良

    <取得資格> 理学療法士 認定理学療法士(糖尿病/循環器) 大学院博士課程卒業 心臓リハビリテーション指導士 ピラティスインストラクター

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