序論
皆さんは治療院やマッサージなどに行って施術を施してもらい、その直後とても体が楽に、軽くなったが翌日または数日後にはまた元通りという経験はありませんか?今回はそのようになってしまう原因と改善策をお話します。自分でできる改善方法もあるので是非最後までお付き合いください。
症状が繰り返してしまう原因
単的にお伝えします。症状が繰り返す原因は1つで、根本的解決治療を行っていないことです。少し言葉ではわかりづらいので腰痛を例にお話しします。
これは実際に私のところに来てくださった患者様が経験した事実の出来事です。すべてこのような形ではありませんがこれに似た経験をしている患者様は少なくありません。上記の例の今後はどうなるのでしょうか?きっとまた治療院と腰痛の軽減を繰り返してしまいます。ではこの腰痛例での根本的解決治療はどこにあるかを解決策と共に説明します。
解決策①時系列を整理して症状と診断の矛盾を見つける
まず、例では腰痛はもともと自覚はあり、最近悪化してきました。一方で慢性的なヘルニアと診断されましたが、ヘルニアが慢性的であるのであればどうしてここ最近腰痛が悪化したのでしょうか?その原因がわかりませんよね?ここではそこをしっかりと説明してもらう必要があります。そのため病院などで診断していただく場合はなぜ痛いか?だけでなくなぜ最近悪化したか?と時系列を聞くようにしましょう。そして自分で納得いく診断をつけてもらった場所での治療を行うようにしましょう。聞かれた側もしっかりと最近悪化した原因を調べる必要があります。
解決策②なぜ症状が出ているかを聞く!!
「骨盤が歪んでいる」「背骨が曲がっている」「猫背だ」「筋肉が固まっている」これらは決して間違っている言葉ではありません。しかし、それが今の痛みとどうつながっているのかが説明されず、施術されてしまっていることがほとんどです。もちろんそれが本当に原因である場合もあります。わかりやすい言葉で説明してくださっている可能性もありますので否定的な意味で言っているわけではありません。
具体的には「骨盤が歪んでいる」×
「骨盤が右が高く左が低いので骨盤についている腰椎も左に曲がっている。そのため左右で関節の圧力(具体的には椎間関節や椎間板など)が変わり、今回の症状である○○側には○○のようなストレスで痛みが出ている」
といったように来た患者様の姿勢や動作に合わせた診断をつけてくれて、そのため○○関節に○○の治療をします。などと言っていただいた方がわかりやすいと思います。
解決策③自分でできるセルフケアを聞く
痛みを生じている組織の原因を聞いても、1、2回の施術で治ることは少ないと思います。中にはゴッドハンドと呼ばれる人や技術のある人は治せるかもしれません。しかし、ほとんどの原因は姿勢が関係しています。姿勢は自身の生活習慣が要因となった結果ですので週1回の1時間の施術だけでなく自身でできるストレッチやマッサージなどを定期的に行うことで改善に向かう可能性がグンと上がります。
完治を見込める診断
※上記に流れにも突っ込みどころはたくさんありますが例なのでご了承ください
上記のように診断を変えていただくと少し納得して治療に取り組める気がしませんか?もちろんこれが正解ではなく沢山考えていただく箇所はありますが、ニュアンスはつたわりましたか?
何かあればご質問でお答えいたします。今後の治療院選びなどに是非ご活用ください。1つだけに絞らず何か所か行ってみて自分の納得いく治療を受けていただくことも現時代では主流になっていますので、皆様の健康が少しでも良いものになり「笑顔」が作られることを祈っています。
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