「美容」×「医学的知識」であなたを変える『美容整体院』

「美容」×「医学的知識」の新しい美容整体

LINE予約
電話予約
Web予約
メニュー
慢性疼痛

罹患数1000万人!?意外と身近な気象病とは

目次

1. 気象病とは
2. 気象病になりやすい人ってどんな人?
3. 気象病の予防方法
4. まとめ

1. 気象病とは

気象病とは気象変化が原因で生じる体の不調を指す
頭痛や関節痛、肌のくすみなど症状は様々

一般的に、低気圧により引き起こされると言われており、台風が近づいてきたり、天気が悪い日は症状を発症する人が多くなります。
また、時間帯でいうと”午後3時”は症状が一番きつくなりやすい時間帯だそうです。

気象病のメカニズムは以下のように説明されています

気象病のメカニズム①低気圧による血管の拡張により、周囲の三叉神経が刺激され、CGRPと呼ばれる痛みを感じる物質が放出されることで、関節痛や頭痛が生じる

②気圧の変化を耳の中の”内耳”といわれる場所が感知することで、脳が過敏な反応を起こす。これにより、自律神経症が乱れ、めまいや関節痛、倦怠感を生じる

大きく分けると、低気圧による三叉神経と内耳への刺激が気象病の原因になっているようですね。

①で出てきたCGRP(カルシトニン遺伝子関連ペプチド)は、片頭痛の原因の一つとも挙げられるタンパク質であり、血管の急激な収縮と拡張により放出されると言われています。

2. 気象病になりやすい人ってどんな人?

気象病の人は、気象の影響を受けない人に比べて内耳の感受性が高いとされています。

そのため、気圧の変化を内耳にあるセンサーが感知し、前庭神経が過剰に興奮することで自律神経のバランスが乱れ、関節痛やだるさなどの症状を発症します。
なので、一般的に内耳の感受性が高いとされる”乗り物酔いしやすい人”には、気象病になりやすい人が多いと言われています。

また、”スマホ首” ”ストレートネック”と呼ばれる姿勢の人も気象病になりやすいと言われています。
ストレートネックとは、首が前方に偏位して、頸椎(首の骨)の彎曲が少なくなった状態を指しており
その状態は、首を通る椎骨動脈の血流を阻害して、椎骨動脈が血液を送る内耳に異常を来す可能性があるとされています

そのため、乗り物酔いしやすい+ストレートネックの人は、より気象病にかかりやすい状態であることが考えられます。

3. 気象病の予防方法

①自律神経を整える
まずは各主症状を引き起こす自律神経を整えましょう!
自律神経は、交感神経(活動時に優位)と副交感神経(リラックス時に優位)のバランスが大切です
スマホやパソコンが身近にある現代人は、情報過多となり、リラックスができていない人が多いと言われています
以下の方法で、まずは体をリラックスさせてあげましょう!

・深呼吸しながらストレッチ
・40℃程度のお風呂にゆっくり浸かる
・軽い運動をする

特に、ヨガやピラティスなど筋肉を引き伸ばしながら行うエクササイズはお勧めです!

②姿勢を修正する
次に、ストレートネックを修正していきましょう!
ストレートネックは、首の前の筋肉の硬化背中の筋肉の弱化が主な原因となっています
まずは、それらの筋肉をしっかり動かしてあげましょう
以下に、おすすめのエクササイズを紹介します!

4. まとめ

気象病は気候変動が多い日本において切り離せない問題です
ですが、適切なケアにより、ある程度の症状緩和も図れるものでもあるため
是非、今回の記事を参考に体の不調を取り除いていきましょう!

    佐々木拓良

    佐々木拓良

    <取得資格> 理学療法士 認定理学療法士(糖尿病/循環器) 大学院博士課程卒業 心臓リハビリテーション指導士 ピラティスインストラクター

    コメント

    この記事へのコメントはありません。

    関連記事

    PAGE TOP
    PAGE TOP